オリジナルコスメっ女子大生でもつくれるの!? -大人数で作れば安心!?という団体・組織の落とし穴!-
化粧品・コスメって女子なら誰もが身近で必要不可欠なもの。
そして女性の「キレイになりたい」を叶えてくれるものです。
そして誰しもが思ったことがあるんじゃないでしょうか。
「もっとこんな化粧品があったらいいのに」という願望。
今回からは数回に渡って、
目次
「本気(ガチ)」でオリジナル化粧品を女子大生がつくる
という挑戦ドキュメントを届けていきたいと思います。
果たして、
どうやったら化粧品って作れるのか!?
普通の女子大生はオリジナル化粧品を形に出来るのか!?
※この記事を書いている2016年9月7日時点では、まだ制作も発売も何も決まっていません!!
まず、第一回は「組織の運営の難しさ」がテーマです。
化粧品プロジェクトキックオフ
2015年12月年末。
スタートアップぽく、大阪北区のコワーキングスペースの会議室でキックオフは行われた。
阪急梅田駅からすぐのところではあるが、入口がわかりにくい。
たまたま目が合う二人の女子。
(やばい時間ギリギリになってしまった)
「入口がわからない。(人がいた)あっ、ひょっとして、コスメプロジェクトの人ですか?」
「そうですよ!あっひょっとして、噂の杏ちゃん!?わたし、化粧品のリーダーやらせてもらってる、美規(みのり)です。よろしくね。」
「とりあえず、入るところわからん~!!」
「(なんで私のこと知ってるんやろ。この人がリーダーか、明るくてかわいくてなんか楽しそう。ギリギリになった迷ってるところが天然ぽいけど)」
「こちらこそよろしくね。」
この時の何気ない出会いがこんなに意味のある出会いになるなんて、この時は思いもしなかった。
中に入ると集まった人数は10数名。
2つの女子大生団体で募集をかけ、20名弱のメンバーを募った。
こういう学生の集まりって最初がすごく重要だから、人数上々の滑り出しだ。
今日の流れを書いていく、美規ちゃんリーダー。
明るく、盛り上げながら進めていく。
人数が多い以上、分業が必要と考えたので、化粧品の中身を考えるチームと容器やパッケージを考えるチームに分けて進めていくことにした。
そして、今までプロジェクトを一人で進めてきた中で、ある程度ここまで決めれば後はサンプル作成というところまで進めていたので、今日のゴールは役割分担とハンドクリームの中身を決めることだった。
段取りを考えに考え抜いたこと、今まで動いてきた分、スムーズにミーティングは進み、
無事にキックオフは終えた。。。
かに見えた。
この時、うまくいきそうに見えた滑り出しは
なんらかの違和感に気づかないまま。新しい年を迎えることとなった。
「(なんだろう、すごくいい雰囲気なのに。スムーズに行き過ぎている。。?)」
多くの人数ですすめるジレンマ。
年が明けて、2016年
いよいよ化粧品プロジェクトも動き出す。
まずはLINEグループをつくる。
ここでの目的は
- 容器や中身などの話し合いに使う。
- ミーティングの日程調整をする。
ということでした。
しかし、思惑通りには事が進まないのが現実で、
日程が合わず顔を合わせる機会がない。
発言する人が決まってしまう。
という問題が発生する。
これは学生団体あるあるといっていい。大きな学生団体だと余計に多いのではないだろうか。。。
しかし、企業様にも待っていただいている状態。このままではまずいということで
双方の学生団体に所属するKawaii JAPAN代表の沖中えりかちゃんが調整することに。
「(うまく調整しないと。。。)」
団体の代表として、責任感を持って美規ちゃんにいろいろ指示を出したり、アイデアを出すえりかちゃん。
しかし、美規ちゃんも化粧品のリーダーとしてのプライドと責任がある。
そう、今まで化粧品プロジェクトを成功させるべく、メーカーさんとの打ち合わせに奔走してきたのは紛れもなく彼女だったのだ。
「・・・(自分のせいでうまくいってないのかな!?)」
美規ちゃんは今回のことで、リーダー像を調べて考えてみた。
理想のリーダー像とは
KJとのコラボメディアGIZILOGで
【スタートアップから学生団体まで】~組織はどうやってつくるの?「リーダーシップ」の役割~(PHOTO BY:女子大生団体KawaiiJAPAN)
という記事を発見。
ポイントは
リーダーとは、
「他者の行動に前向きな行動が与えられることが出来る人がリーダー」
で
「他者を通して組織目標を達成するのがマネージャー」
ということを知る。
「二人必要ってことか。。。」
また、
【大事】組織をつくるために決めておくこと
・共通の価値観=組織全体の存在目的
・戦略
・組織の構成
・管理の仕組み
・メンバーに必要な能力
・メンバーの人数
・リーダーのスタイルを決める
ことが大事だと気付かされる。
「全然できてなかったな。。。」
反省と不安と葛藤の中、時間は過ぎていく。
この進め方がまずかったのかどうか。もはや確かめようのない事実だ。
しかし、前に進めないといけない。進むしかない。
「一緒にがんばろー。まだまだ始まったばかりだし。
今までやってきたことや、美規ちゃんが勉強している知識とか教えて欲しい」
こんな誰かの何気ない一言が、今もなお、化粧品の開発プロジェクトが継続している要因かもしれない。
ひとりで頑張るのは大変だ。けど頑張らないといけない。とはいえ誰にでも立ち止まることはある。
走っては止まり、また走る。そういうことが若い私たちにとっては成長と呼ぶのではないだろうか。
春になり、4年生になった美規ちゃん、時間は確実に迫ってきているなかで、オリジナル化粧品は作れるのか。
次回、化粧品の制作が出来るかは、ほとんど容器で決まる!?
に続きます。
企業様との商談のポイントやどういう風に企業を見つけるかも含め、いろんな学生団体やプロジェクトに参考になるかもしれないので、是非ともまたご覧頂ければ幸いです。
次回更新日は未定です。必ずFacebookページで告知するので、是非ともいいねお願いします~!