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ミス同志社ファイナリスト南香菜絵が4年生から「あえて」学生団体に入る理由

「内面から耀く女性を輩出し、社会に新たな耀きを」を理念に活動している女子大生PRユニットTeamKJでは2020年度の代表を決めるべく、オーディションを実施。
この理念を体現する女子大生をとして、最終ファイナリスト8名の学生を紹介していきます。

今回インタビューするのは同志社大学4年生の南香菜絵さん。

南 香菜絵(みなみ かなえ) 同志社大学心理学部心理学科4年生 1998年8月25日生まれ
大阪府出身。2019年ミスキャンパス同志社ファイナリスト。趣味はカフェ巡り。最近は恋愛メディアでのライティングに興味がある。

▶インタビュワー
松本木実
神戸大学卒業。在学中は女性のキャリアに興味を持ち、4つの女子大生団体を運営。卒業後はブライダルスタイリストを経て、現在はコンテンツマーケティングのスタートアップケイ・ブリッジにて人事を務める。採用や就職活動のサポートを通して300名近くの学生に携わる傍ら、女子大生PRユニットTeamKJの運営も行っている。

 

ミスキャンパス同志社2019出場・ファイナリスト選出の裏側。

ミスキャンパス同志社は、元TBSのアナウンサーである宇垣美里さんに代表される西日本を代表するミスキャンと言っても過言ではないでしょう。
なぜ、南さんはその門を叩いたのでしょうか。そして、選考の裏にあったさまざまなドラマ。そこで得たものとは。
自らも神戸大学のミスキャンパスファイナリストの経験がある松本がそのリアルに迫りました。

出場はあくなきチャレンジ精神がベース

--なぜミスキャンに出ようと思ったんですか?

単純にどこまで自分ができるか試してみたかったんです。人前にでるのは好きなタイプなので(笑)
元々、小さな時は見た目に自信がなくてコンプレックスだったんです。でも歯並びが悪かったのを矯正したりして、少しずつよくなってきて自信が持てるようになってきたんですね。
ミスコン自体は見る側として興味があったので、「あっち側に立ったらどこまで自分ができるのかな?どんな景色が見えるんだろう」って思ったのがキッカケです。
これまでコレを頑張ったっていう経験がないので、そういう経験をしたいなと思いました。

--いや、今の外見からコンプレックスがあったなんて想像ができないですね!
ミスキャンに出場して大変だったことってありますか?

ライブ配信ですね。SHOWROOMっていうアプリで行うんですが、ライブ配信自体をやったことがなくて。
アプリ内でのアイテムを投げて(購入して)もらって、それが評価につながるという仕組みだったのですが、半ば諦めかけてて。。。
応援してもらう人に課金してもらうことが申し訳なく感じてしまって、それじゃダメなんですけどね。
ライブ配信の経験者のコがいたので、だいぶ差がついてしまった。
それで、SNSにも力を入れたんです。

ーーなるほど、まさにイマドキの選考方法ですね。
得意な人と不得意な人ハッキリ別れそう、私も苦手だと思います(笑)
SNSはInstagramメインですよね。フォロワー5400人くらいいてすごいですね。元々フォロワーって多かったんですか?

いえ、実はこのアカウントはこのミスキャンに合わせて作ったんです。
なので0からスタートしたんですね。
でもすごく増えていったので、改めてミスキャンパス同志社の影響力の高さっていうのを実感したんです。
それでも、やっぱりいつも同じ投稿とかだとフォロワーさんが減ってきちゃって。
「同じ顔ばっかり見せるな!」ってことなんでしょうね(笑)確かに同じ投稿ばっかりだと飽きてしまうので。
風景と自分を交互に載せてみるとか。商品のPRも協賛だからとかではなく、使ってどうだったかを伝えるなど。発信の仕方もこだわって運用するようになりました。

南香菜絵さんの公式インスタグラム


ーーしっかり考えて、結果も出してるのがすごいです。
長い道のりの中、苦手なことにも取り組んで、乗り越えていくのは大変ですよね。
あと、ミスキャンって最終選考の時にステージがあるじゃないですか?
実際何をされたんですか?

ドラムの演奏をしたんです。
実はこの時点で経験がなかったんですけど、やってみたくて。自由にドラムを叩くってことが気持ちよさそうだなって(笑)。
音符も読めなかったんですが、1ヶ月半スタジオにいって練習したりして、なんとかうまく演奏することができました。

ーーすごいチャレンジ精神ですね。そこでそれをぶつけるのはすごいです。
ここまで頑張ったミスキャンで得たものは何だとお考えですか?

結果として、グランプリには届きませんでしたが、ホテルさんをはじめとして企業賞を複数いただきました。
企業にも認めていただいたということで自信がついたことがやはり大きいです。私でもできるんだっていうのが今までなかったので。
困難が立ちはだかっても、それをどうやって越えていくかを考える力もついたと思います。
また、当時のファイナリストで仲の良いメンバーとは旅行に行ったり、就活の情報交換をしたり、かけがえのない仲間になっています。

コロナの影響で夢だったキャビンアテンダントの夢を考え直すきっかけに

ミスキャンパス同志社の活動と並行して、長年の夢だった航空業界に就職するために、
キャビンアテンダント(客室乗務員)の専門学校に通いダブルスクールをしていた彼女。
この情勢を受けて、大打撃を受けた大手航空業界2社はいまだに新卒採用の情報を公開していないそうです。

どんなにつらい状況でもチャレンジ精神を忘れない

ーー志望業界だったのが航空業界だと聞いていましたが、現状は採用すらも行っていない状況と聞きました。
就職活動にも大きな影響がでていますよね。

そうですね。長年の夢だったキャビンアテンダントにチャレンジすることさえも許されないというのはとてもつらいことなのは間違いありません。
ただ、この状況はただのきっかけにしかすぎないのかなと。
前向きにとらえて、自分が何をしたいのかしっかり考え直す機会をもらったと思っています。

ーー辛いのに前向きに考えることができて、すごいですね。なんでも相談に乗るのでいってくださいね。
次の方向性みたいなのって定まってきましたか?

ありがとうございます!本当に助かります。
現状はPRとかマーケティングをやっている時がすごくワクワクするなっていうのがあって。
将来ためになる部分だとは思いますし、自分が発信していくということで社会に良い影響を少しでも与えれたらという想いがあります。
数社オファーをいただくことができているんですが、納得できるまでやってみたいと思っています。

ーーさきほどのInstagramの話もお聞きして、すごく面白いなと思います。
私たちもコンテンツマーケティングのベンチャーですが、デジタルシフトしてきている流れは確実にあるので活躍できるフィールドは確実にあると感じますね。

そうですよね。インターネットがテレビを広告費で抜いたというニュースも耳にしましたし、広告やPRの手法が変わってきてるんだなと実感してます。
そういう意味でもベンチャーもすごく面白いなと思っています。
自分がやりたいこと。自分にしかできないことはなんなんだろうっていうのを最近も考え続けています。
元々、人と関わることが大好きでなんですね。
ずっと、かに料理屋さんでアルバイトしてて、人生の目標として「人に幸せな空間や喜びを与え続けるということ」というのがありまして。
この手段がキャビンアテンダントだと思っていたんですが、必ずしもそうでなくてもいいはずなんですよね。
この目標を成し遂げるために、目先の課題から背を背けずに挑戦し続ける人でありたいなと思っています。

学生生活ラスト1年は圧倒的に中身を成長させたい

ミスキャンパス同志社でももちろん見た目だけでなく、中身も重要視されていました。
ただ、それ以上に内面の成長を追い求めている彼女。
具体的にどんな活動をしていくのか。ビジョンを聞いてみました。

実際の企業様と関わってPRやマーケティングの力を高めたい。

ーー4年生になって、学生団体(TeamKJ)に入るという決断をされました。
インターンやいろんな選択肢がある中で、理由をお聞かせください。

インターンは在阪の企業で経験があったりして、それはそれで貴重な体験をさせていただきました。
ミスキャンパスの活動を通じて、様々な企業の方のPRのお手伝いをさせていただく中ですごく興味があったんです。
ただ、PRとかマーケティングってこれで合ってるのかなというのがあって、体系的に学んだり実践する場としてTeamKJを紹介してもらったんですね。
最初は2020年のGWに開催された女子大生企画会議のアンバサダーをさせていただいて、集客のお手伝いや運営で携わらさせていただきました。
東京のベンチャーで注目されているお二人の若手起業家の間に入ってすごく楽しくて。
終わってすぐのミーティングで4年生でも入れないのか聞いてしまいました(笑)

ーー確かに先ほど聞いていた将来に活かせますもんね。
団体をひっぱっていく役割についてはどう考えますか。

リーダーといっても、自分はまとめるというスタンスではなく、「緩くつながる」ということが大切かなと思います。
まとめようとすると、「こうあるべき」というものが必要になるし、すごく大切だとは思うんです。
ただ、「個性」をすごく尊重してもらってきたおかげで自分が成長できたと感じているので、メンバーの方々の個性を尊重したいなと。
今はSNSもすぐに繋がれるし、グループや1on1でやりとりできるツールもあるので緩くつながりつつ、自分はモチベーションを持って努力する姿を見せていけばいいかなと思います。
全員の個性が発揮できることが最高の成果を生み出せると信じています。

オーディションにかける意気込み

ミスキャンパスでの経験やTeamKJとの出会いから、マーケティングやプロモーションの面白さを知ることができました。これから社会に出る上で内面を磨く必要性を感じ、TeamKJの代表として学びたいことが沢山あります。自分の個性を大切に、ありのままでteamKJを盛り上げていきたいです!皆さま、どうぞ応援よろしくお願い致します!

 

女子大生PRユニット『Team KJ』とは

全国の女子大生約50名が参加する学生団体です。卒業生、関連団体も含めると100名以上が在籍しています。
「社会に、まだない耀きを」を理念に20代女性向けのPR活動を行っていて、
ウェブを使ったプロモーションや、イベントの企画運営を学生自らが行っています。
2015年度から行政、大手百貨店、農業系共同組合など50社以上とタイアップをしており最近では大阪万博の誘致プロジェクトにも携わっています。2020年5月より活動をオンライン化。コロナの影響により、リモートで「何かしたい」という多数の学生の声に応えるため、全国からオンラインで活動するメンバーを募集しています。

 

キャリアエール運営チーム 公式のおしらせなどを行います

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