未来のアナウンサー!!早稲田大学放送研究会、宗藤あやめの魅力に迫る
「内面から耀く女性を輩出し、社会に新たな耀きを」を理念に活動している女子大生PRユニットTeamKJでは2020年度の代表を決めるべく、オーディションを実施。
この理念を体現する女子大生をとして、最終ファイナリスト8名の学生を紹介していきます。
今回インタビューするのは早稲田大学3年生の宗藤あやめさん。
宗藤あやめ -MUNETOU AYAME-
1999年10月25日生まれ、広島県出身。
広島県立広島中・高等学校を卒業後、早稲田大学文化構想学部に入学(現在3年)。学部の専攻で表象について学ぶ傍ら、副専攻で地方創生について学ぶ。
また、放送研究会に所属し主にアナウンス部で活動中。
将来アナウンサーとして自分の言葉で伝える仕事がしたいと、早稲田大学の放送研究会アナウンス部に所属する宗藤さん。
伝統ある東京六大学野球では2年生のときにMC嬢を務め、8000人を前にMCを務めたこともあるそう。
「人前に立つ機会は増えたんですが、やっぱり何回やっても緊張しちゃいます。
小さい頃は本当に人前で話すことが苦手でした。
今も緊張しいで、小心者ですが…」
はにかみながらそう話す宗藤さんには、ついつい応援したくなってしまうような不思議な魅力がありました。
そんな彼女の魅力の源泉は、70歳を超えても女性を楽しむ素敵なおばあさま隠されていた…?
初対面の人をも魅了してしまうほど、周りに愛される秘訣を探ります。
▶インタビュアー
松本木実
神戸大学卒業。在学中は女性のキャリアに興味を持ち、4つの女子大生団体を運営。卒業後はブライダルスタイリストを経て、現在はコンテンツマーケティングを行うスタートアップケイ・ブリッジにて人事を務める。採用や就職活動のサポートを通して300名近くの学生に携わる傍ら、女子大生PRユニットTeamKJの運営も行っている。
目次
ひっこみ事案だった、幼少期
ふわりと笑いながら、和やかにお話をする宗藤さん。
インタビュー中緊張されている様子は見られませんでしたが、幼少期は人前で話すことが苦手だったとお話しされます。
変わりたいと思って、放送研究会に入部を決めた
--宗藤さんはどうして放送研究会へ入部されたんですか?
人前で話すことに苦手意識があったので、そういう機会が増えたら、人前で話すのがちょっと上手になるかな~って気持ちで入部をしました。
でも、どんなに場数をこなしても、わたし本当に緊張しいなので、すっごく毎回緊張して。
まだ苦手なことは苦手ですが、それでも緊張で頭の中が真っ白になって何も言えなくなるとかっていうことは減ってきました。
苦手なことでも、何回もやってみたら、慣れるんだなあって感じています。笑
--全然話すの苦手なように見えないですよ!
放送研究会ではどんなことを経験されたんですか?
東京六大学野球っていう、日本で最も歴史のある大学野球リーグがあるんですが、そこで応援の司会進行を務めました。
応援の司会進行をするMC嬢という役割があるんですけど、毎年放送研究会の2回生の中から1戦につき1名だけ選ばれるんです。
【引用元】早稲田大学放送研究会公式Twitter
8000人くらいの人が見に来る大きな舞台なので、選ばれてから当日までの1か月以上、毎日先輩と練習の日々で…
たくさんのルールを覚えたり、何度も練習しないといけなかったりと、選ばれてからは正直つらかった覚えがあります。
でも、当日早稲田側の応援席の一番前に立って、精いっぱい自分の声を届けた時、すっごい達成感で!
今までのつらい練習の日々が一気に報われた感じがしました!
--そんな大舞台での経験なかなかできないですもんね!
宗藤さんはもともと野球にも興味があられたんですか?
プロ野球は大好きです!
出身が広島なので、小さい頃からカープのファンで、試合もよく見ていました。
でも、大学野球は正直それまであまり触れたことがなくて。
同じ大学生が明治神宮野球場でプレイしているんだー!って最初感動しました。
「なんでもまずはやってみる」こと
--まだ緊張しいだとおっしゃる中で、今回女子団体(TeamKJ)の代表という立場に応募されたのはどうしてだったんですか?
たしかにすごく緊張しいで、小心者ではあるんですが、同時に興味を持ったことには何でもすぐに飛びついてしまうというか…
「何でもまずはやってみる」をモットーにしていて、気になるものには何でも挑戦してきました。アナウンスもその一つです。
今回も、全国の女子大生が等身大の目線を生かして企業のPRをしたり、商品を開発したりっていうTeamKJの活動を知ったときに、「おもしろそう!!」と思って、人前に立つことを躊躇するよりも先に応募をしていました。笑
--緊張しいでありながら、新しい挑戦も大事にされてるんですね!
今まで、代表とかリーダーをされたことはあるのでしょうか?
そうですね…初めてリーダーをしたのは、高校時代の学級委員でした。
でもそれも、自分で立候補したとかではなくって、周りの友達から「あやめちゃんがやれば、厳しくないクラスになりそう!(笑)やってよ~!」みたいな感じで言われたので、じゃあ…と手を挙げたという感じで。笑
--でも、確かに、宗藤さんだったらみんなの意見聞き入れてくれそうだし、居心地のよいクラスになりそう!笑
いつまでも女性として輝く、憧れの女性は私の祖母
おしゃべりが大好きだと話す宗藤さん。
取材の中では、一つ一つ丁寧に言葉を探し出しながら、将来の理想についても話してくれました。
「子育てと仕事を両立する女性」ではなく「働くお母さん」。
「コスメ」ではなく「お化粧品」。
思いを伝える仕事をしたいと語る彼女は、自分らしい言葉を選択して紡いでいきます。
「働くお母さん」になりたい
--宗藤さんの将来の夢はなんですか?
アナウンス部の中で自分の声を通して伝える、表現するということを頑張ってきたので、将来も自分の考えや思いを発信できるような仕事に就きたいなと思っています。
アナウンサーもそうですし、広告関係とかマスコミ関係とかも楽しそうです!
あとは職業ではないですが、将来は結婚して子供も欲しいなって思っています。
専業主婦になりたいとかではなくて、仕事もプライベートも頑張りたいなと思っているので、それが両立できる環境が理想だなあって。
働くお母さんになりたいです!
--家庭と仕事を両立するキャリアウーマンっていうよりも、働くお母さんっていう表現がすごく宗藤さんらしい…!
そんな風に考えるようになったきっかけというか、憧れの女性はいらっしゃるんですか?
小さい頃から祖母がわたしの憧れの人なんです!
わたしの実家は、大工さんにお家の材料を卸すような建材屋さんを営んでいるんですが、祖母は70歳を過ぎた今でも毎朝仕事に行っています。
平日は毎日事務所で仕事をしていて、でも週末は自分の好きなお洋服を買いにお買い物に出かけたりしていて、ファッションがすごく好きなんですよね!
たまに私ともお洋服を交換していたりもします。
--おばあさますごく素敵な方ですね!
そうなんです!
未だにネイルもしていて、「爪にきらきらの石が乗っていないと、気分が上がらないのよ~」って話していました!
友だちとかに会わせるとびっくりされます。笑
祖母の時代って働く女性は少なかったと思うのですが、女性は家庭的であるべきだという固定概念に囚われず、仕事も楽しんで、自分の好きなファッションも大切にしている、そういうところを私はずっと尊敬しているんです。
祖母のような、いつまでも女性として輝き続ける存在になりたいですね。
自分が輝き続けるだけではなく、周りの女性も輝かせたい
--宗藤さんは大学ではどういう勉強をされているんですか?
ゼミでは、ディズニープリンセスについての研究をしています。
1937年公開の白雪姫から、2019年公開のアナと雪の女王2までを鑑賞して、それぞれのプリンセスの特徴から、その時代ごとに求められていた理想の女性像を考察するんです。
--確かに、「アラジン」の実写化を見た時に驚きました!ヒロインであるジャスミンのキャラクターがアニメの時とは違っていましたよね。現代は、自分で選択をしていける強い女性が求められてるのかなと思ってました。
そうですよね!実際年代を経ると、描かれるプリンセスのキャラクターが全く違っているのはおもしろいと思いました。
特に現代は情報の移り変わりも早く、理想像も多様化していると思います。
そんな中で、女の子たちが気軽に今の自分の理想を目指すことができるような、そんなサポートをしていきたいと思っていいます。
お化粧品やネイル、ファッションなどをサポートする媒体が作りたいですね。
そして、見つけた新しいわくわく
自分の言葉で発信をする仕事に就きたいと話す宗藤さん。
「とにかくやってみる」をモットーに、気になることには挑戦し続けてきた彼女が見つけた新しいわくわく。
それは、全国の学生100名が所属する女子大生PRユニット『TeamKJ』での代表としての活動でした。
代表の座を目指して参加したオーディション。その意気込みを語ってくれました。
オーディションにかける意気込み:宗藤あやめ
大のおしゃべり好きな私は、大学でアナウンスに取り組んできました。
その中で「自分の声で話すだけでなく、思いや考えを含めた“声”を発信したい!」という思いを抱くようになりました。
そこで、Team KJは同じ女子大学生がアイデアや考えをカタチにしている点に惹かれて加入を決めました。
代表に選んでいただくことができたら、メンバー1人1人のリアルな“声”を拾って、みんなが輝けるチームを目指します。
一生懸命がんばりますので、応援よろしくお願い致します!
女子大生PRユニット『Team KJ』とは
全国の女子大生約50名が参加する学生団体です。卒業生、関連団体も含めると100名以上が在籍しています。
「社会に、まだない耀きを」を理念に20代女性向けのPR活動を行っていて、ウェブを使ったプロモーションや、イベントの企画運営を学生自らが行っています。
2015年度から行政、大手百貨店、農業系共同組合など50社以上とタイアップをしており最近では大阪万博の誘致プロジェクトにも携わっています。2020年5月より活動をオンライン化。コロナの影響により、リモートで「何かしたい」という多数の学生の声に応えるため、全国からオンラインで活動するメンバーを募集しています。