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新卒入社の大手通販を8ヶ月で退職・ベンチャーへ転職!キャリア観が一転した理由とは?

第一志望だった大手通販会社に新卒入社したものの、就職後わずか8ヶ月で社員3名のベンチャー企業に転職したという中野さん。
転職後、モチベーションがみるみる上がり、キャリア観がガラッと変わったそうです。
学生時代から就活生時代、1社目から現在のお仕事まででどのような経験や変化があり、そして今後はどうなっていきたいのでしょうか?
現職の株式会社ケイ・ブリッジへお邪魔し、これまでの歩みについてインタビューしてきました。

中野ゆきのさん
奈良女子大学理学部出身。
老舗通販会社のストックコントロール兼バイヤーを経て、現在はコンテンツマーケティング会社である株式会社ケイ・ブリッジでディレクターおよび広報を担う。

 

物怖じしないチャレンジ精神で意欲的に行動

―― 中野さん、本日はよろしくお願い致します!

インタビューって緊張しますね(笑)
よろしくお願いします。

―― 中野さんは大学時代、4年間アルバイトを12個もされていたんですよね。他にも大学内外問わず複数の団体に所属したり、イベントに参加したりしていたとのことですが、そのモチベーションの源泉はなんだったのでしょう?

大学では化学を学んでいたのですが、勉強内容やもくもく実験することが性に合わず(笑)
勉強はしっかりこなしつつ、サークル活動やアルバイトといったそれ以外の活動に意識が向くようになりました。
元々好奇心旺盛な性格で気になったら何でもやってみるタイプだったので、ジャンル問わずチャンレジしていましたね。
モチベーションは、「知らなかったことが知れること」「自分の活動を見て人から楽しそう!と思ってもらえること」などでしょうか。

―― 具体的にはどんな活動をされていたのですか?

アルバイトは、飲食店や試食販売、イベントスタッフ、テーマパークスタッフ、代行スタッフ、テレアポ、受付などをしていました。
気になったらやってみてある程度理解できたら辞める、という嫌なアルバイターだったんですが……
あ、家庭教師と奈良漬屋さんのアルバイトは一緒に働いた人やご家庭が好きだったのと自由度が高かった(融通がきいた)ので、長続きしました!
面白かったバイトは、結婚式の代行出席、デザイン事務所ですかね。
デザイン事務所では、名刺のデザイン100本ノックだったり、事務所の空きスペースを利用して数ヶ月限定の雑貨屋さんを経営したりと面白い経験をさせてもらいました。

サークル活動に関して言うと、大学内では服飾サークルに参加していました。
衣装をデザイン・製作して、学園祭や新入生歓迎会でファッションショーをするサークルです。
最高学年のときには、発信が得意だったのとデザインが好きだったので、広報担当としてSNSでの発信やチラシづくり・新入部員の勧誘などをしていました。
外部の活動としては、就活後の大学4年時に『Team KJ』という女子大生マーケティング団体の広報チームに所属していました。
企業様のサービスPRやイベントの拡散、商品開発・企画などのプロジェクトに参加していたので、KJでの活動はキャリアをイメージすることやビジネススキルの習得に役立ったように思います。

その他、やってみたかったLINEスタンプ制作やサロンモデルなど、気になることは何でもやってみて、SNSで発信しまくっている学生時代でした。

―― 中野さんは何かを始めるときのハードルがとても低い印象を受けます。「面白そう!」がモチベーションになっているんですね!特に、雑貨屋さんを経営するって学生では珍しい経験ですよね。

確かにそうですね。同じ大学の先輩と二人でやっていて、女子大生が雑貨屋をやっているという珍しさからか、奈良新聞に取り上げていただいたりもしました。
仕入れ・値付けから店舗運営・接客、広報活動までまるっとやっていたのですが、初めての経験ばかりでなかなかうまくいかなかったことを覚えています。
でもこの経験から、「0→1の体験ってやっぱり楽しい!」と再確認できた気がします。

就職活動は仕事内容軸+人軸で楽しんだ

―― 興味の幅が広そうなイメージがありますが、就職活動の際はどのような軸で行動されていたのですか?

リアルに自分が働いた時の様子をイメージして、生き生き働けそうと思える企業を受けたかったので、仕事内容軸と人軸で動いていました。
仕事内容だと、「インターネット(ウェブ)」と「ものづくり」が好きだったので、そのどちらか・あるいはどちらも兼ね備えている企業を受けていました。ECだったり、ウェブサービスを作っている会社などです。
人の観点では、社員訪問や採用フローで関わった会社の方の雰囲気を見て、「お互い本音で話し合えているか?」「楽しそうに働いているか?」「何を目標にされているか?」などを基準にしていました。

受けたい企業はこの2軸で選んでいましたが、就職活動自体がとにかく楽しくて!
社会人の方とお話しできるのも、いろいろな職業に触れられるのも、オフィスに行けるのも全部新鮮で、たくさんに人に会ったり逆求人などのイベントに行ったり動き回っていました。

―― 「就活=つらい」というイメージがある学生さんの励みになりそうな意見……!就活でも多くの経験をされて、多くの企業と出会われたかと思いますが、最終的に内定を承諾した企業はどこだったのですか?

主に女性をターゲットにした通販会社(以下、A社)です。
A社はプロパー商品だけでなく、オリジナル商品の開発〜販売も行っていて、さらにECサイトも持っていてウェブ上での販促等もしていたので、「インターネット(ウェブ)」と「ものづくり」どちらにも関われる点に魅力を感じました。
さらに大学の仲良い先輩が就職していて安心できたことやお話しした社員さんの仕事内容に憧れたこと、実家の奈良から通えるかつ親が知っている企業だったので家族が安心できると思ったこと、女性が働きやすい環境であったことなどから第一志望になり、ありがたいことに内定をいただき、就職することになりました。

初めての挫折?ミスのスパイラルに陥り涙した社会人1年目

―― 第一志望で念願入社した会社を8ヶ月で退職された理由は何だったのですか?

OJTを担当していただいた先輩と何となく上手くいかなくて、コミュニケーションが上手くとれずミスして、落ち込んでさらにミスして……という負のスパイラルに陥ってしまって。
元々活動的で何でもやります!ってタイプだったのが、家に帰っても何もしたくない・仕事に関する勉強もしたくない、退社した瞬間に涙が出るーなど、今考えると自分でも何でだろう?という感じだったのですが、スランプ的なものにハマっていました。
今まで特段挫折というものを味わったことがなく、のらりくらり上手く過ごしてきたタイプだったので、落ち込んだ姿を見せてしまったことで家族や友人にもたくさん心配をかけてしまったことが辛かったです。

他にも、自分が希望していた部署とは違うところへの配属が原因で入社前後のギャップが発生したことや、自分がやっている業務に対しての意義が見出せなかったことなどからモチベーションが下がってしまい、人事改革やリストラなどがあった1年目12月(入社8ヶ月)のタイミングで退職しました。

―― その後、学生時代の縁がきっかけで今の会社に転職されたんですよね。大手から社員3名のベンチャーへ転職することへの不安や、転職後に困ったことなどはありませんでしたか?

モチベーションが落ちていて次にしたいこともなかった時期に、現職の社長から声をかけてもらってジョインしました。
インターネットの仕事であったことと、知っている人の元でのびのび働けるのが良いと判断したからで、就活生時代はベンチャーも多く受けていたことから不安はありませんでした。

困ったことは……転職決定時点で、ケイ・ブリッジは社長1人+業務委託の方のみの会社で、私ともう1名が2月に同時入社したことで3名の会社になったのですが、制度やルール、マニュアルがほぼ存在しないことには戸惑いました!
初めは「これどうなってんねん!も〜!」みたいなこともあったものの、徐々に自分で作り上げ整えていく感覚が楽しくて、自他共に「転職してよかったね!」と今では本当に楽しく働けています。感謝ですね……。

仕事=つらいもの、オンモードのイメージが一変。キャリア観が変わった

―― 「キャリア観が変わった」というのはどういう意味ですか?

前職の時はオン/オフがバッチリ分かれていて、まさに時間を切り売りして働いている感じ。日曜日になると憂鬱……といったイケてないサラリーマンの感覚で、学生の時は全く思わなかった「早く結婚して専業主婦になりたい」という考えが頭に浮かんでいたほどでした。
転職してから、仕事は楽しいもので、頑張れば頑張るほど仕事をしている以外の時間も充実することが分かったんです!
ケイ・ブリッジはチャレンジしたい人がどんどん挑戦できる環境で、上手く行った時はみんなで褒める、行き詰まったらみんなで解決策を考える、まさにOne team!な会社です。
例えば私は入社してから1年間、ディレクターとして主に内勤をしていて外に出ていく機会はほとんど無かったのですが、承認欲求強めな私のために社長がイベント登壇やメディア出演の仕事を振ってくれたりとか(笑)
ベンチャーなので既に出来上がっているものはほとんどない一方、経験や実績のない私にも仕事を振ってくれて、一から作り上げる経験をさせてもらえたからこそ、この1年で出来ることがかなり増えて成長できたと感じます。

―― 今の会社の好きなところや人にお勧めできるポイントがあれば教えてください。

弊社のモットーは『HAVE FUN!HAVE FAN!』。
自分たちもクライアントも楽しんで働き、ファンになってもらえるような仕事をしよう・作ろう、という意味です。
私たちメンバーが楽しめるような社内イベントを開催したり、オフィスを決める時は社長ではなくメンバーが見学に行って決めたり、新しい案件が来た時はメンバーの興味関心に基づいてプロジェクトメンバーを決めたり。
実際に私も、最近美容系プロジェクトのリーダーを任せていただいて、自分が好きなことだからアイディアもいっぱい出てくるし、業務効率が格段にアップするんですよね。楽しみながら仕事することって、一番パフォーマンスが上がる働き方なのではないでしょうか。

フルタイム社員3名以外にも業務委託やリモートのメンバー、インターン生などがいるのですが、自由な社風の中でも好き勝手したり怠けたりするメンバーはいなくって、みんなが“自律”して思いやりを持って働けていると感じます。

―― 楽しく働く上で心がけていることはありますか?

『HAVE FUN!HAVE FAN!』を体現できる人でいるよう心がけてます!
会議の時に積極的に発言・アイディア出しをする、自分が持っているリソースや学んだことを提供する、あとは明るく盛り上げる・ギャグを言う、とか!(笑)
SNSで仕事のことを発信したり、仕事以外のご縁から仕事につなげたり、とにかく拾ってくれた会社に1日でも早く恩返しがしたいので、自分ができることは何でもやりたいです。

―― 最後に、この記事を見ているの方に一言おねがいします!

前職では自信を失いかけていたスキルのない私でも、環境が変わることでキラキラ仕事できるようになり、少しずつ頼りにしてもらえることも出来てきました。
「自分がしたいことは何なのか?」「どんな自分でいたいか?」
自分の心の声とじっくり向き合って、その方向に進めば幸せな道が待っているはずです。
ぜひ一緒に、楽しいキャリア・人生を目指して頑張りましょう!ありがとうございました。

まとめ

現在の仕事について、きらきらととても楽しそうにお話をしてくださった中野さん。
前職では仕事が嫌で帰宅後毎日涙を流されていたというのは、現在の中野さんからは全く想像ができませんでした。
何か壁に当たってしまったとき、環境に合わせて自分を変える方法ばかり目についてしまいますが、自身が輝けるように環境を変えるというのもひとつの手段ですね。

今回の取材先:株式会社ケイ・ブリッジ
【中心事業】コンテンツマーケティング運用支援・コンテンツ制作
【本社】大阪北区

キャリアエール運営チーム 公式のおしらせなどを行います

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