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店舗スタッフから僅か3年で本社企画部へ!自分の選択が重視される選択型キャリアアップ制度とは?

就活をするときには、将来のキャリアプランを考える機会が多くなりますよね。
どんな自分になりたいのか、そのためのキャリアアップはできるのかなど、企業を選ぶ際にキャリアプランは非常に重要です。
でも会社に入るとなると、「なかなか描いたキャリアプラン通りにはいかない……」と悩むことも。

今回は、本人の意志を尊重したステップアップや社内公募による他部署への異動など、ライフスタイルに合わせた自由度の高いキャリアプランを選択できるシステムを導入されている株式会社メガネトップ様にインタビュー!
実際に店舗から本社の企画部へキャリアアップをされた佐川さんにお話を伺いました。

佐川潤(さがわめぐみ)さん
日本大学法学部出身。
大学を卒業後、株式会社メガネトップに入社。眼鏡市場の店舗スタッフとしてメガネの接客販売を2年半経験したのち、本社の営業企画部へ異動。現在は店舗全体のVMD(売り場づくり)や商品の販促企画を担当している。

 

アルバイトで見つけた『やりがい』を軸に就活

ーー本日はよろしくお願いします!
佐川さんは現在メガネトップで働いていらっしゃいますが、就活のときはどんな軸で会社を選んでいましたか?

業界を絞っていたわけではなくて、メディアや広告、食品、小売り・卸など幅広く見ていました。
その中で『やりがい』があるかということを軸に就活をしていましたね。

ーー佐川さんにとっての『やりがい』ってどんなものですか?

私にとってのやりがいは、「自分のしたことが誰かの助けになっている」と実感できることだと思っています。

もちろんどんな仕事も誰かの手助けになっていると思うのですが、裏方として携わり全体で大きなことを成し遂げるというよりも、私が行ったことによって喜んでくれる人がいるというのが目に見える方がいいなと思っていて。
そこを一番のポイントとして考えていました。

ーー自分の行動で喜んでくれる人がいると実感できる仕事って、まさに今のお仕事ですね!
そのような『やりがい』を軸に就活されるようになったきっかけはなんですか?

全国チェーンのコーヒーショップで4年間アルバイトをしていた経験がきっかけです。
例えば、朝のシフトでは常連さんが多くて、商品名を言わないお客様もいらっしゃるんですよ。
そんな時にメニューを確認しなくても商品を提供できるように、お客様の顔といつもの商品を覚えるようにしていました。
あとは朝だとテンションの低い方が多いので、いつも以上に明るく笑顔で接客をするよう心がけたり。

私が提供したコーヒーや笑顔によって、お客様に喜んでもらえるのが嬉しくて、やりがいになっていました。
アルバイト経験をきっかけに自分のやりがいに気づいて、「社会人になっても誰かの役に立てていると実感できる仕事をしたい」と思うようになりました。

ーーアルバイトでの経験を通して、お客さんから直接「ありがとう」と言ってもらえることがやりがいになっていったんですね!
軸をしっかり持って企業選びをされていたようですが、就活で大変だったことはありますか?

情報の収集の仕方や、取捨選択の仕方が分からなくて苦労しましたね……。
情報自体はたくさんあるけど、自分にとってどれが必要な情報で、どれがいらない情報なのかを見分けるのにとても時間がかかりました

合同説明会も「とりあえず行かないと」と思ってしまい、そこにすごく時間を費やしてしまって。
参加はしたけど結局何を得られたのか分からないまま帰ってきたりしていたので、効率が悪かったなと思います。

ーーたしかに就活の時って、とりあえず合説に!って思っちゃいます……。
きちんと自分に合った情報収集をしないといけないですよね。
企業を選ぶ際に、職場の雰囲気も大切だと思うのですが、就活の中でそういったことは分かるものでしょうか?

会社の雰囲気大事ですよね!私も重視しているポイントで、面接など直接企業の方とお会いする機会で読み取るようにしていました。
自分が就活をしていた時に、圧迫面接を経験したのですが、会社側が「学生を採用してあげてるんだぞ」というスタンスで結構怖くて……(笑)


でも今の会社は面接をしたときに、私の話をしっかり聞いて下さったり、「来てくれてありがとう」みたいな歓迎してくれている雰囲気を感じました。
実際に入社してからも、店舗の先輩方は近い距離で相談に乗ってくださる方ばかりで!
面接でそういうところを見てみると、職場の雰囲気の参考になるかと思います。

自分よりもお客様の方がメガネに詳しかった1年目

ーー佐川さんは入社したころの悩みはありましたか?

入社してから2年半は店舗スタッフとして働いていたので、社会人一年目の一番最初の悩みだと……接客ですかね。
4年間も飲食店でアルバイトをしていたので、接客はある程度できると思って入社したのに、思っていたより全然できなくて悩みました。

ーー学生時代にご経験のあった接客が最初の壁だったんですか!
アルバイトの時とは何が大きく違っていたんでしょうか?

メガネの知識ってすごく幅広くて、いろいろ知識が必要なんですよね。
知識をきちんと学んだうえで接客に入らないと、お客様の方が知識豊富で突っ込まれたり、質問されても答えられないことがあったり……そこが一番大変でした。
研修中のバッジは付いているけど、お客様にとってはプロの店員なので、質問されて分からないことがあれば先輩のもとに確認しに走って、戻って伝えて、さらに質問されたらもう一回走って…ということがたくさんありました(笑)

ーー確かにメガネって日常的に使うものだからこそ、お客様の方が知識豊富なことありますよね。
入社してすぐのころって、先輩に何度も質問にいくことに対して緊張しませんでしたか?

当社はメンター制度というものがあって、入社から半年間、年齢の近い先輩をつけてくれるんです。
なので何か困ったことがあっても、いきなり店長に話さないといけないとかではなく、まずは距離の近い先輩に相談して、そこから店長に伝えてもらったりすることもありました。
直接店長に相談となるとハードルが高いと思うんですけど、年齢も近くてサークルの先輩みたいに、気軽に相談しやすい環境を作ってくださっていました!

ーーすごくいい制度ですね!1年目のころから先輩方が支えてくださっていたんですね。

そうですね、本当によい先輩ばかりでした!
仕事の中で初めて壁にぶつかったときも、先輩方から「誰にでも初めてがあって、いきなりうまくやろうと思わなくていい。フォローするから、失敗をたくさんしなさい。」という言葉をかけていただいたんですよ。
その言葉のおかげで、乗り越えることができたんだと思います。

ーー職場の雰囲気や先輩との関係性ってとても大事ですね……!
佐川さんの場合、なかなか思うような接客ができないときには、どういうことを意識されていましたか?

長くメガネを使用されているお客様に比べて、知識や経験が少ないことは仕方がないと思っていたので、お客様とどうすればより仲良く、楽しく、お話しできるかを意識していました。
経験が浅いのは本当のことだから、こちらがプロだぞという見せ方をしすぎなくてもよいのかなと思っていたんです。
なので様々なお話を聞きながら、お客様から学ばせていただくような意識で接客をしていました。

3年目で本社の営業企画部へキャリアアップ!

ーー佐川さんは現在店舗ではなく、本社で働かれているんですよね。
どのようなお仕事をされているんですか?

営業企画部という部署で、主にVMD(売り場づくり)と商品の販促企画を担当しています。
企画では、新商品のプロモーションや新しい店舗がオープンしたときのお客様を呼び込む施策などを考えています。
VMDはご存知ですかね?

ーー売り場づくりですよね。店舗内での商品の配置や、お客様の動線を考えたりすることかな……?
本社でというよりは、どちらかというと、それぞれの店舗でされる業務内容なのかなと思っていました。

そうですね!
元々は店舗ごとにある程度自由にしてもらっていたのですが、眼鏡市場ブランドとしての統一化を目指しています。
具体的には、自分の担当エリアである東日本の店舗に巡回して売り場づくりを見直したり、VMDの勉強会を開催するなどの業務を行っていますね。
その他にも、まずはVMD自体を好きになってもらえるよう、社内でディスプレイコンテストの開催なども行っています。

ーー売り場を考えるだけではないんですね!
店舗から本社への異動は、どのような経緯だったのですか?

私の場合は、上司から声がかかったことが異動の経緯です。
VMDには若い女性の感性が生かせるのでは」と、VMDに興味のある女性社員を探していたようです。
当時店舗スタッフとしてVMD研修に参加していたので、声をかけていただきました。

社内公募の制度もあるので、社員自身の希望から本社に移動する人もいますね。

ーー女性や若い人にも活躍する機会が与えられているのが素敵ですね。
店舗での販売から本社での企画へ……となると、業務の内容が全く異なるかと思うのですが、不安はありませんでしたか?

声をかけていただいた直後はすごく悩みましたね……。
私にとってのやりがいは「誰かの手助けになっている」と実感できることだったので、本社だとそういう機会は減ってしまうだろうなと。
店舗スタッフの時はお客様から「ありがとう」と声をかけていただくことが多くやりがいを感じられていた分、正直不安でした。

異動の前には上司からも「後ろで支える仕事になるから、今までよりも、直接ありがとうと言っていただく機会は減ってしまうかもしれない。要望に対して応えられなかったときには、少し残念な思いをさせてしまう人がいる仕事なので、覚悟を持って来てほしい。」と言われました。

悩んでいましたが、徐々に「本社から店舗の要望を吸い上げて発信することができる人になれれば、お客様だけじゃなく、一緒に働く店舗スタッフのみんなにも喜んでもらえるんじゃないか?」と思うようになりました。
他にはできない経験もさせていただけるし、対象がお客様からスタッフに変わっても自分のやりたいことはできると思ったので、異動を決めました。

「こうなりたい!」が尊重されるキャリアアップ制度

ーー佐川さんは今、入社して5年目なんですよね。
全国のVMDを取りまとめられたり、新しい取り組みを進められていたりと、正直 私
の想像している5年目ではなかなか出来ないお仕事じゃないかと思ったんですが……!
小売業だと、本社勤務になるまでに10年とかかかるイメージでした。

そうですね、すごくキャリアアップのスピードが早い会社だと思います。
5年目、6年目あたりで店長になるスタッフもいますし、入社2年目で採用業務に抜擢されたスタッフもいました。
私も実際に、本社にきてからプライベート商品の販促物を企画する大きなプロジェクトをメインで任せてもらったことがあります。
まだまだ知識も経験も浅いのに、いろいろ考えるチャンスを与えてもらえたことはとても嬉しかったですね。


佐川さんが担当された販促物

ーーキャリアアップのスピードが早いという特徴、とてもいいですね。
先ほどお話の中で出ていた『社内公募』の制度などが活用されているからでしょうか?

そうですね。社内公募制度を含め、本人の意思を尊重する仕組みが整っているからだと思います。
自身の希望に合わせてキャリアを構築することができる『選択型キャリアアップ制度』というものがあるんですよ。
社内公募制もその一部です。

「早く役職を上げて、給料も上げたい!」という方もいれば、「長く働きたいけど、家庭も大事にしたいから役職はいらないかな。」という方もいたりと、人によってキャリアに対する考え方は様々だと思います。
そんなときに、重視することを自分で判断してキャリアの希望を出せるのはとてもありがたいですね。

【引用】はたらく環境・制度:株式会社メガネトップ

ーー私も「仕事は頑張りたいけど、将来は結婚したいし、どうやって両立させていこう……」とよく考えていました。
そんな風に自分でキャリアの選択をしていくことができるなんて目からうろこです!
子どもを育てながら働く社員の方も多いと思うのですが、そういった働くママを支える制度などもあるんでしょうか?

産休育休はもちろん、ほかにもいろいろな制度がありますよ!
例えば、育児のための時短勤務の適応が法律では3歳まで、一般的にも小学生未満までが多い中、当社だと小学校3年生まで適用されます。

制度が存在するだけではなくて、社内の理解も高いような気がします。
実際に店舗勤務のころ、先輩の産休前から職場復帰まで一緒に働かせていただく機会がありましたが、店舗スタッフみんなが状況を理解して、協力的に支えていましたね。

ーー制度面の整備もそうですし、社内で理解があるっていうのが重要ですね
いろいろといいなと思う部分が出てきたのですが、佐川さんから見た会社の一番の魅力ってなんですか?

女性や若い人も含めた全員が活躍できるようなチャンスを与えてもらえるところだと思います!

そのために、人材育成にも力を入れているイメージがありますね。
会社全体やブロックごとの研修制度が整っていたり、他だとあまり教えてもらえない知識もインプットできる勉強会を頻繁に開催してくれたりと、入社して何もわからないころから現在までとても助かっています。

ーー年齢や性別に関わらず、自身のキャリアを構築できる社風ということですね。
佐川さんご自身は今後のキャリアにおいて、どんなことをしていきたいですか?

まだ役職を持っていないので、まずはリーダーを目指しています!
自分自身で考え、やりたいことを自信を持って提案してけるように頑張ります。

業務面では、VMDをもっと浸透させて、お客様にも、店舗スタッフにも楽しんでもらえるような売り場づくりをしていきたいと思います!

ーーありがとうございました!

まとめ

店舗勤務から本社勤務へ……「誰かの手助けをしたい」というひとつの信念を持ち、キャリアアップを続ける佐川さん。
「役職を持ち、売り場づくりを強化していきたい!」と進み続ける姿はまさにキャリアウーマンで、かっこいいですね!

私も目標を掲げ続けることのできる仕事をしたいと感じました!
今回インタビューしたメガネトップ様ではもうすぐ22卒の新卒採用が始まるそう!

自分で主体的にキャリアを歩んでいきたいなと思っている人は是非採用ページをチェック!

 

今回の取材先:株式会社メガネトップ
【中心事業】
・メガネ、コンタクトレンズ、補聴器の販売、その他関連商品の販売
・その他関連商品の販売総合顧問サービス
【本社】静岡県静岡市

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取材メンバー

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shintani miku

同志社大学、政策学部、趣味は歩くこと!下宿していた時は暇があれば友達と大学のある今出川から河原町までよく歩いて行ったりしていました(笑)最近では朝のウォーキングが日課になっています(^^)

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ueno miyu

関西大学社会学部3回生。趣味はダンス、食べること、旅行!食べることが大好きで、美味しくて見た目も可愛い食べ物をよくリサーチしています!大学生になってから、国内や海外など色んな場所へ旅行に行くことにもハマっています( ¨̮ )

 

 

 

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